遊戯王環境考察ログ@めがほん

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【遊戯王 考察】ストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-に収録された新規カード8枚について考察&解説

発売されましたね。

ストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-

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今回は新規収録カード8枚の内、以前紹介したデイブレイカー以外のカードについて書いていきます。

どうも、めがほんです。

 

魔力カウンターについてのアレコレは以前の記事を参照ください。

 

ykrmegahon.hatenablog.com

 

 

 

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《魔力統轄》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「エンディミオン」カード1枚を手札に加える。
その後、自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカードに、
自分のフィールド・墓地の「魔力統轄」「魔力掌握」の数まで可能な限り魔力カウンターを置く事ができる。

 

とうとうカテゴリ化された、エンディミオンの専用サーチ魔法。

サーチだけでなく、魔力カウンターを墓地の同名カードと魔力掌握の数まで置ける追加効果も持っている。

魔力掌握も魔力カウンターを多用するデッキなら複数枚入れることが多いので、後半の効果のために発動させるのも1つの手。

1枚で沢山のカウンターを発生させる可能性を秘めたカード。

マジック・テンペスターとセットで入れておけば、一撃で相手ライフを焼き尽くせるかもしれないですね。

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「魔法都市の実験施設」の画像検索結果

《魔法都市の実験施設》

永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、カード名を「魔法都市エンディミオン」として扱う。
(2):自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(3):1ターンに1度、自分の魔法使い族モンスターが戦闘で破壊されたダメージ計算後に、
自分フィールドの魔力カウンターを6つ取り除いて発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。

 

エンディミオン・ラボ」と読む。

魔法・罠ゾーンでは魔法都市エンディミオンとして扱い、その魔法都市同様の魔力カウンター生成効果ももっています。

魔法都市と違って、カウンターの肩代わりや回収、破壊耐性は持っていませんが、③の効果で星7以上の魔法使い族をリクルートできます。

戦闘破壊をトリガーにしているものの、自爆特攻からでも発動は可能。

 

取り除くカウンターが6つ

レベル7以上の魔法使い族

ということで、リメイク前の看板モンスター《神聖魔導王 エンディミオン》を意識してデザインされたカードのようですね。

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実際、このカードで《神聖魔導王 エンディミオン》は特殊召喚が可能です。

《神聖魔導王 エンディミオン》を手札から出すなら自身の効果で出した方がお得ですが。

 

 

「救魔の標」の画像検索結果

《救魔の標》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の魔法使い族の効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

墓地の魔法使い族効果モンスターをサルベージ出来るカード。

類似カードには《戦士の生還》がある。

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墓地に落ちやすく、手札に回収するメリットがあるモンスターとしては、

手札からの展開能力で優れた《ジェスター・コンフィ》

手札に握ることに意味がある《エフェクト・ヴェーラー》などが挙げられるか。

他には、蘇生制限を満たしていない特殊召喚モンスターなどを手札に戻してフィールドに出せるようにする使い方がある。

《氷の女王》のような墓地からの特召喚ができないモンスターや、手札からし特殊召喚できない《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》のようなモンスターを再利用する手段としても有用ですね。

 

 

「創聖魔導王 エンディミオン」の画像検索結果

《創聖魔導王 エンディミオン

ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2800/守1700
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの魔力カウンターを6つ取り除いて発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
その後、自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカードの数まで、
フィールドのカードを選んで破壊し、破壊した数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。
自分フィールドの魔力カウンターが置かれているカード1枚を選んで持ち主の手札に戻し、
その発動を無効にし破壊する。
その後、手札に戻したそのカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く事ができる。
(2):魔力カウンターが置かれているこのカードは
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):魔力カウンターが置かれたこのカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
デッキから通常魔法カード1枚を手札に加える。

 

俗にいう強いことしか書いてないカード。

P効果は、魔力カウンターを6つ使うことで、Pゾーンから自信を特殊召喚し、最低2枚はフィールドのカードを破壊。さらに破壊した枚数分自分に魔力カウンターを置く。

それでいて、魔力カウンターを乗せたこのカードは破壊と対象に耐性を持つ。

割と手におえない気がするけれど、まだある。

1ターンに1度、魔法・罠を魔力カウンターの乗ったカードを手札に戻すだけで、無効化でき、手札に戻したカードに乗っていたカウンターは回収できる。

さらにさらに、戦闘で破壊されても、デッキから通常魔法をサーチできます。

まさに至れり尽くせりといった感じ。

一応だけど、P効果での特殊召喚でなくとも無効効果は起動できる。

魔力カウンター6つは割とすぐに溜まる数なので、P効果はかなり凶悪なものと思っていいでしょう。

 

相性のいいカードは、同じくエンディミオンの名を持つPモンスターたちの他では、

魔法1枚あたりの魔力カウンター生成数が多い《マジカル・コンダクター》や、《魔力統括》でしょうか。

魔力カウンターを乗せられて破壊耐性もついている《魔法都市エンディミオン》もかなり好相性でしょうか。

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唯一の欠点はPゾーンのこのカード自身には魔力カウンターが乗らないこと。

 

「サーヴァント・オブ・エンディミオン」の画像検索結果

《サーヴァント・オブ・エンディミオン

ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻 900/守1500
【Pスケール:青2/赤2】
(1):自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
デッキの魔力カウンターを置く事ができる攻撃力1000以上のモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、
その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】
自分は「サーヴァント・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):魔力カウンターが置かれているこのカードは直接攻撃できる。
(2):相手ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
このカード及び自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード全てに魔力カウンターを1つずつ置く。
(3):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
その後、このカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。

 

P効果は、魔力カウンター3つをコストに、デッキのATK1000以上の魔力カウンターを置けるモンスターと自信を特殊召喚するもの。

このP効果を使えばデッキから最上級をアタッカーとして場に出すことも簡単にできる。

あるいは、下級モンスターを呼び出して、1つだけ乗せられる魔力カウンターを使った後、L召喚やX召喚に繋げるのもおもしろいでしょう。

②の相手ターンに魔力カウンターをは住する効果を使うなら、《魔導獣 キングジャッカル》や、《創聖魔導王エンディミオン》のような誘発効果を持ったモンスターをリクルートしておくと使いやすくなる。

 

このカード自身は破壊されても魔力カウンターを保持したままでPゾーンに置かれるので繰り返しP効果を使ってアドバンテージを稼ぐのも一つの戦法になりそう。

 

 

「マギステル・オブ・エンディミオン」の画像検索結果

《マギステル・オブ・エンディミオン

ペンデュラム・効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1500/守 900
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分のEXデッキの表側表示の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、
その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】
自分は「マギステル・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃宣言時に発動できる。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(3):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
その後、このカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。

 

P効果は対象がEXデッキのPモンスターになったこと以外はサーヴァントと同じ。

破壊された時にPゾーンに置く効果も同じ。

魔力カウンターを乗せる条件が攻撃宣言と簡単なものだが、このモンスター自体はそこまで戦闘に向いていないので、あらかじめ除去するなどの補助が必要になりそう。

相手ターンに魔力カウンターを置けるモンスターをリクルートする効果はかなり強力なリクルート効果だが、魔力カウンター0でフィールドに出てしまうこともあって少々使い辛さが目立つ。

②の効果を使うのであれば、あらかじめ魔法都市エンディミオンを張るなどの準備をしておくと強力に働かせることが出来る。

エンプレス・オブ・エンディミオンを相手ターンに呼び出すのが最もわかりやすい使い方になるだろうか。

全体的にコンボ性の強いモンスターに思える。

 

 

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《エンプレス・オブ・エンディミオン

ペンデュラム・効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻1850/守2700
【Pスケール:青2/赤2】
(1):自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
手札の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、
その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】
自分は「エンプレス・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドの他の魔力カウンターが置かれているカード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その自分及び相手のカードを持ち主の手札に戻す。
その後、自分フィールドから手札に戻したカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。
(2):魔力カウンターが置かれたこのカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
デッキから「エンディミオン」カード1枚を手札に加える。

 

P効果はサーヴァントやマギステルの手札バージョンといったところ。

特殊召喚に成功すると、自分の魔力カウンターの乗ったカード1枚と相手のカード1枚をバウンス出来る。この時戻したカードに乗っていた魔力カウンターを回収できるため、自身の効果以外の手段で特殊召喚しても、魔力カウンターの確保がしやすい。

②の効果は魔力カウンターを持ったまま戦闘破壊されるとエンディミオンカードをサーチできるもの。

DEF2700とかなり高いこともあって戦闘以外の方法で除去されることも多くなりそう。

いざというときは自爆特攻も選択肢に入ってくるだろう。

 

一応、ATK1850なので、《憑依覚醒》に対応している魔法使い族でもある。

 

「憑依覚醒」の画像検索結果