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無限起動の登場から、もう2週間。

無限起動の構築での試行錯誤が進んだことで、《緊急ダイヤ》が価格高騰中ですね。

今回はそんな無限起動と相性がいいとされる「列車」カードについて書いていきます。

どうも、めがほんです。

そもそも「列車」ってなんぞ？検索してもほとんど出てこないよ？

はい、そうなんです。

一口に「列車」といっても列車Ｘモンスターばかりが検索にかかってしまいます。

しかし、これはあくまで列車デッキの切り札的存在。

「列車」とは機械族・地属性・星10モンスターを複数展開することで、超大型のランク10Ｘモンスターを呼び出して、相手を圧殺する。

まさに大艦巨砲主義。そんなカテゴリーなのです。

では、そんな「列車」カードを紹介していきましょう。

レベル10！素材としても重すぎるメインモンスター

《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト/Night Express Knight》

効果モンスター
星１０/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1)：このカードはリリースなしで召喚できる。
(2)：このカードの(1)の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は０になる。

驚きの攻守3000。

リリースをなくすことも出来るけど、その場合は素材専用になりそう。

墓地などを経由して特殊召喚したり、一時的にフィールドから離せば高いATKを活かしたアタッカーにもなれる。

高いステータスは決して無駄ではないのです。

《重機貨列車デリックレーン/Heavy Freight Train Derricrane》

効果モンスター
星１０/地属性/機械族/攻2800/守2000
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに機械族・地属性モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
(2)：Ｘ素材のこのカードがＸモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、
相手フィールドのカード１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

「列車」で検索した時、唯一出てきてくれるレベル10。

機械族・地属性の召喚・特殊召喚に対して自信を特殊召喚できる誘発効果を持っているので、深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイトの妥協召喚から即座にランク10の素材になることが出来ます。

そして、Ｘ素材としてコストになったとき、相手のカードを破壊できる。

ランク10の列車Ｘモンスターは能動的な効果を持っているので②の効果発動も簡単にたっせ出来てしまいます。

あと深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト共々、スキルドレインと相性がいい。

攻撃力が下がらないまま簡単に展開できるのは脅威的。

《弾丸特急バレット・ライナー/Super Express Bullet Train》

効果モンスター
星１０/地属性/機械族/攻3000/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのモンスターが機械族・地属性モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのカード２枚を墓地へ送らなければならない。
(3)：このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、
「弾丸特急バレット・ライナー」以外の自分の墓地の機械族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

自分フィールドが機械族・地属性だけの場合に手札から特殊召喚できる。

この効果のおかげで、列車デッキだけでなく、無限起動との相性がかなり良くなっているみたい。

簡単に展開できて、リリースにもＬ素材にも使えます。

列車デッキでは主にＸ素材かＬ素材になるよ。

他の列車同様、かなり重い制約がついてて、自分のカード2枚を犠牲にしないと攻撃が出来なくなっています。まあ仕方ないよね。

墓地に送られると、発動はエンドフェイズと遅めだけど、機械族なら何でも墓地からサルベージできてしまう効果がある。

この効果も無限起動との相性がいいと言われる所以ですね。

《除雪機関車ハッスル・ラッセル/Snow Plow Hustle Rustle》

効果モンスター
星１０/地属性/機械族/攻2500/守3000
(1)：自分の魔法＆罠ゾーンにカードが存在する場合、
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分の魔法＆罠ゾーンのカードを全て破壊し、
破壊したカードの数×２００ダメージを相手に与える。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。

高いDEFで相手の攻撃を受け止めてくれる、頼もしいやつだよ。

デメリットとして、相手の攻撃宣言時に魔法罠ゾーンに1枚以上のカードが必要で、特殊召喚に成功した場合には、そのカードは破壊されてしまう。

ただ、荒野の大竜巻のような破壊されることで効果が使えるカードも存在するので、完全なデメリットにはならないかも。

間違えやすい点としては、大嵐や羽根帚と違って、フィールド魔法は破壊しないということがあるよ。

あくまで効果破壊の範囲は魔法・罠ゾーンに限定されているからですね。

ATK1800以上の機械族・地属性・星4の列車モンスター

なんでこんなに条件が狭いのかって？

列車には専用のフィールド魔法があって、そこに記されているステータスの都合です。

フィールド魔法については、次の記事を参照してね。

あとはイラストが列車なら列車扱いで良いじゃないでしょうか。

《無頼特急バトレイン/Ruffian Railcar》

効果モンスター
星４/地属性/機械族/攻1800/守1000
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。
相手に５００ダメージを与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(2)：このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから機械族・地属性・レベル１０モンスター１体を手札に加える。

専行ターン目でもダメージが与えられるよ。やったね。

このカードの真骨頂は、墓地に送られたターンのエンドフェイズ。

列車の重量級モンスターをサルベージできること。

列車にはランク4モンスターも存在しているので素材として能動的に墓地に送るのは難しくないでしょう。

バレット・ライナーとお互いにサルベージしあえるので、素材として繰り返し使えるのも魅力的。

《豪腕特急トロッコロッコ/Express Train Trolley Olley》

効果モンスター
星４/地属性/機械族/攻1800/守1000
(1)：フィールドのこのカードを素材としてＸ召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このＸ召喚に成功した場合に発動する。
このカードの攻撃力は８００アップする。

もはや説明の必要もないかもしれない。

ATK800はかなり大きな差。

でも優秀な展開能力よりは優先順位が下がってしまうかも。

《爆走軌道フライング・ペガサス/Flying Pegasus Railroad Stampede》

効果モンスター
星４/地属性/機械族/攻1800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
「爆走軌道フライング・ペガサス」以外の自分の墓地の機械族・地属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
(2)：このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのレベルは、その内の１体のレベルと同じになる。
この効果を発動するターン、自分はＸモンスターでしか攻撃宣言できない。

①の効果で釣り上げたモンスターと②でレベルを合わせてＸ召喚！

やるべきことは1枚で完結した、優秀なカードですね。

釣り上げ対象が機械族・地属性であれば何でもＯＫなので無限起動のレベル5モンスター群との相性は抜群。

このカードから即座にリヴァーストームをＸ召喚できます。

「列車」においてもこの効果は強力で、バレット・ライナーを釣り上げてランク10を呼び出しせば、エンドフェイズにバレット・ライナーの効果は使えてしまうという、なかなか凶悪な性能をしています。

機械族なので当然バレット・ライナーのサルベージ圏内です。

ここで紹介した機械族・地属性・星4の列車たちですが、

スクラップ・リサイクラーの効果でデッキに戻す対象にもなれるんですね。

フライング・ペガサスを採用しているデッキならスクラップ・リサイクラーの活躍できる場面もあるかもしれませんね。

では、メインデッキのモンスターの紹介はここまで。

次回は列車にかかわるサポートカードの紹介です。

一応、次々回の記事もリンク張っときます。