【セフィラ デッキ】2019年優勝のセフィラデッキを考察。優勝デッキからみるセフィラの強みとは?
セフィラデッキが2019年でも大活躍!
直近では3月23日の大会でも優勝報告がありました。
というわけで、今回はそんなセフィラデッキの回し方・動かし方を相性のいいカードとともに紹介・解説していきます。
どうも、めがほんです。
- セフィラデッキの最新の優勝デッキレシピ
- 優勝者のセフィラデッキから学ぼう、優勝デッキの紹介・考察。現環境での構築はどうすれば良いのか?
- セフィラカードの効果と運用
- 《秘竜星-セフィラシウゴ/Zefraniu, Secret of the Yang Zing》
- 《宝竜星-セフィラフウシ/Zefraxi, Treasure of the Yang Zing》
- 《影霊獣使い-セフィラウェンディ/Ritual Beast Tamer Zefrawendi》
- 《英霊獣使い-セフィラムピリカ/Ritual Beast Tamer Zeframpilica》
- 《竜星因士-セフィラツバーン/Satellarknight Zefrathuban》
- 《覚星輝士-セフィラビュート/Stellarknight Zefraxciton》
- 《智天の神星龍/Zefraath》
- 《セフィラの神意/Zefra Providence》
- 《セフィラの神託/Oracle of Zefra》
- 《セフィラの神撃/Zefra Divine Strike》
- 《セフィラの星戦/Zefra War》
- 基本的な回し方について
- セフィラ以外の採用率の高いカード
- セフィラカードの効果と運用
セフィラデッキの最新の優勝デッキレシピ
セフィラの優勝デッキレシピ
1位/セフィラ/はっちcs × ドラスタ杯 inドラゴンスター岸和田春木店
セフィラの上位入賞デッキレシピ
3位/セフィラ/ 第6回 遊戯王 群馬オフ会(ひな祭りオフ!)
優勝者のセフィラデッキから学ぼう、優勝デッキの紹介・考察。現環境での構築はどうすれば良いのか?
セフィラというテーマを簡潔に表すとすれば、
「2018年の環境における最強・最安定テーマ」
といったところでしょうか。
テーマ内で豊富なサーチとサルベージ手段を持っているので、必須採用枚数が抑えられることによって、大量の手札誘発を採用したデッキを組み上げられます。
登場した当初は、セフィラしかP召喚できないデメリットが重く、「セフィラ」であることのメリットが薄かったこともあり活躍できずにいました。
が、《セフィラの神意》や《智天の神星龍》が登場してからはすさまじいまでの安定感を手に入れて、一躍環境トップに躍り出ることとなりました。
セフィラデッキの基本的な戦い方は強力なサーチ手段を使って準備を整えた後、P召喚を用いて展開した大型S・X・Lモンスターで制圧するもの。
カウンター罠をもサーチ出来るので、簡単には返させない強みを持っています。
セフィラカードの効果と運用
数が多いので、主要なカードを順番に紹介していきましょう。
まず、採用枚数が2~3枚になることが多いモンスター2枚から。
《秘竜星-セフィラシウゴ/Zefraniu, Secret of the Yang Zing》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻 0/守2600
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した時、
または自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「竜星」魔法・罠カードまたは「セフィラ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
セフィラモンスターにおけるエンジン役。
広いサーチ範囲で数々のキーカードを手札に持ってきてくれるので、どれだけサーチ効果を使いまわせるかが、勝負を分けることもある。
セフィラモンスターの中でも高いDEF2600で護りの体勢でも活躍します。
竜星カードもサーチできるので、《竜星の九支》も1枚差しておくと役立ちます。
《宝竜星-セフィラフウシ/Zefraxi, Treasure of the Yang Zing》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1500/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚またはデッキからの特殊召喚に成功した場合、
「宝竜星-セフィラフウシ」以外の自分フィールドの、
「竜星」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動したこのカードは、
フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
疑似的に、チューナー1体として扱える効果を持っているので、他のセフィラと一緒に展開してハリファイバーへ繋ぐことが出来る。
Sモンスターが主力となるセフィラデッキでは重要な1枚。
続いて、1枚採用が多いメンバー。
《影霊獣使い-セフィラウェンディ/Ritual Beast Tamer Zefrawendi》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「影霊獣使い-セフィラウェンディ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから「影霊獣使い-セフィラウェンディ」以外の
表側表示の「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
かわいい。
通常召喚・P召喚時にEXデッキからセフィラPモンスターをサルベージできる。
マスタールール変更によって活躍の場が増えた。
大型モンスターがEXゾーンに出ていてもシウゴを回収してP召喚に繋げるといったような動きが出来る。
《英霊獣使い-セフィラムピリカ/Ritual Beast Tamer Zeframpilica》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1000/守1500
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「英霊獣使い-セフィラムピリカ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時、
「英霊獣使い-セフィラムピリカ」以外の自分の墓地の、
「霊獣」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
かわいい。
召喚・P召喚時に、1ターン限定で墓地からセフィラか霊獣を蘇生する効果を持つ。
Sモンスターが主体となりやすいセフィラですが、X素材として墓地に落ちることはあるので、上手く使えば墓地のセフィラの効果も活用できる。
《竜星因士-セフィラツバーン/Satellarknight Zefrathuban》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「竜星因士-セフィラツバーン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、
このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
召喚・反転召喚・P召喚時に、自分のセフィラと相手の表側カードを1枚ずつ破壊できる。
セフィラはPモンスターが豊富なテーマなので、P召喚したモンスターを選べば、一方的に相手に被害を与えることも可能。
下級モンスターとしてはDEFが高めなので、いざというときは壁にしてもいい。
《覚星輝士-セフィラビュート/Stellarknight Zefraxciton》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1900/守 0
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「覚星輝士-セフィラビュート」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、
このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ヴェルズビュート最終形態?
効果は相手の破壊対象がセットカードになったセフィラツバーン。
ATK1900と下級では最高ラインなのでアタッカーにもなれる。
お次はセフィラの安定性の象徴3種
ゲーム中で重要な、安定性を支えるサーチ手段。
《智天の神星龍/Zefraath》
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星11/地属性/岩石族/攻3450/守2950
【Pスケール:青5/赤5】
「智天の神星龍」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「セフィラ」Pモンスター1体を選び、自分のエクストラデッキに表側表示で加え、
このカードのPスケールをターン終了時まで、そのPモンスターのPスケールと同じにする。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できない。
このカードがエクストラデッキに表側表示で存在し、
「セフィラ」モンスター3体以上を含む自分フィールドのモンスター全てをリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功したターン、自分は通常のP召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「セフィラ」モンスターをP召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから「セフィラ」モンスター1体を特殊召喚する。
P効果で、デッキからEXにセフィラを送って、Pスケールをコピーできる。
もう強いよね。
このカードともう片方のPゾーンにカードがあれば、セフィラシウゴをP召喚してサーチに繋ぐことも出来てしまいます。
EXデッキ送りは毎ターン発動できるので、維持できればそれだけでアドバンテージが稼げる恐ろしいカード。
いざとなれば、P召喚からこのカードを特殊召喚して一気に攻め込むことも可能。
《セフィラの神意/Zefra Providence》
通常魔法
「セフィラの神意」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「セフィラの神意」以外の「セフィラ」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「セフィラ」カードが破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには使用できない。
テキストの短いカードは強い法則。
「セフィラ」カードなら魔法でも罠でもサーチします。つよい。
「セフィラ」カードが破壊されるとき、代わりに墓地から除外出来る。
破壊されるカードがモンスターでなくとも良いので、万能性に拍車がかかっています。
《セフィラの神託/Oracle of Zefra》
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時にデッキから「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
(2):以下のモンスターを、「セフィラ」モンスターを使用して儀式召喚、
または「セフィラ」モンスターを素材として特殊召喚した時、
自分はそれぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●儀式:フィールドのモンスター1体をデッキに戻す。
●融合:手札のモンスター1体を特殊召喚する。
●S:デッキのモンスター1体をデッキの一番上に置く。
●X:デッキから1枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。
発動時にセフィラモンスターをサーチできるのは単純ながら強力。
L召喚を除く特殊召喚を行うことでアドバンテージを重ねられるので、上手く利用していきたい。
セフィラデッキでは主に、L・S・X召喚を扱うことが多いので、意識しておきたい。
シウゴを含めたサーチ手段はセフィラに4種類も存在します。
例え、うららなどが飛んできても、他のサーチ手段で補えてしまったりするわけですね。
これらがセフィラの安定性を支えているのです。
環境の高速化にともなって、罠が遅いという状況にもありますが、セフィラは罠も強力なものが揃っています。
《セフィラの神撃/Zefra Divine Strike》
カウンター罠
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
自分のエクストラデッキから表側表示の「セフィラ」モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
EXデッキのセフィラをコストに、あらゆる効果を無効にできるカウンター罠。
コストの問題で採用枚数は押さえておきたいところ。
ここぞという場面で相手の効果を止めていきたいですね。
《セフィラの星戦/Zefra War》
通常罠
「セフィラの星戦」は1ターンに1枚しか発動できない。
自分のPゾーンに「セフィラ」カードが2枚存在する場合、
このカードの発動は手札からもできる。
(1):自分フィールドの「セフィラ」カード1枚と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
Pゾーンが埋まっていれば手札から発動可能な罠。
自分のセフィラを犠牲にしなければなりませんが、P召喚でリカバリーが可能。
P召喚を多用する性質上、手札からの発動条件を満たすことは難しくなく、環境の高速化にも対応できます。
基本的な回し方について
まずは、セフィラの豊富なサーチ手段でもって展開の準備を整えます。
そして、P召喚からL召喚で盤面を思うままに整えます。
P召喚と相性のいい覇王カードも採用できますね。
今回の優勝デッキにはダークヴルムと覇王門零が採用されていました。
手札誘発を大量に採用できるので相手の行動を妨害!
そうして妨害しているうちに、チューナーを使って大型S・Lモンスターを展開して場を制圧!
というのが、セフィラの基本で理想的な回し方になります。
セフィラ以外の採用率の高いカード
《亡龍の戦慄-デストルドー/Destrudo the Lost Dragon's Frisson》
チューナー・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、
フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
手札からでも特殊召喚が可能なチューナーなので、簡単にS召喚やハリファイバーのL召喚が可能になり、安定性が増す。
また竜の霊廟をダークヴルムと共有できることも強みの1つ。
《水晶機巧-ハリファイバー》
リンク・効果モンスター(制限カード)
リンク2/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
チューナー1体以上を含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。
EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
もはや語りつくされているともいえる制限のLモンスター。
L召喚に成功すればチューナーを1体リクルートする。
簡単にアドバンテージになり、増殖するGを撃たれたとしても、相手ターンにSチューナーに化けることが出来る。
セフィラデッキではSモンスターは違和感なく採用できるので、コズミック・ライザーやボウテンコウでカバーできる。
《源竜星-ボウテンコウ/Denglong, First of the Yang Zing》
シンクロ・チューナー・効果モンスター(準制限カード、2019年4月1日から制限解除)
星5/光属性/幻竜族/攻 0/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「源竜星-ボウテンコウ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「竜星」カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードのレベルは、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
S召喚時に1枚サーチ。
フィールドから離れれば1枚リクルート。
アドバンテージを生み出すことにかけてはトップクラスのSチューナー。
セフィラには竜星の名を冠するモンスターが2体存在することから、その相性は抜群。
もちろんハリファイバーから特殊召喚することも考えられる。
《タツノオトシオヤ/Mare Mare》
チューナー・効果モンスター
星7/水属性/幻竜族/攻2100/守1400
このカードは幻竜族モンスターの効果でしか特殊召喚できない。
「タツノオトシオヤ」の効果は1ターンに3度まで使用できる。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ下げ、自分フィールドに「タツノコトークン」
(幻竜族・水・星1・攻300/守200)1体を特殊召喚する。
ボウテンコウからリクルートする際の選択肢としての採用が考えられる。
タツノコトークンを使ってのモンスター数稼ぎや、S召喚のためのレベル調整とテクニカルに動いていくことが出来る1枚。
ただし引いてしまうと腐るので、採用は1枚になるでしょう。