遊戯王環境考察ログ@めがほん

遊戯王環境考察ログ@めがほん

遊戯王の環境・カードの考察や最新情報をお届けします!面白い使い方やコンボも紹介していくよ!

【遊戯王 考察】《スクラップ・リサイクラー》は無限起動の展開札?無限起動デッキの動きから見る注目される理由

f:id:uma-rise:20190303165926p:plain

今回の注目カード《スクラップ・リサイクラー》について。

無限起動に絡めて書いていきます。どうも、めがほんです。

 

そもそも《スクラップ・リサイクラー》ってどんなカードだっけ?

「《スクラップ・リサイクラー》」の画像検索結果

《スクラップ・リサイクラー/Scrap Recycler》

効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 900/守1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから機械族モンスター1体を選択して墓地へ送る事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する
機械族・地属性・レベル4モンスター2体をデッキに戻す事で、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 

(1)召喚・特殊召喚時に機械族専用のおろかな埋葬効果を使える。

 

(2)ターンに1回、機械族・地属性・星4を墓地からデッキに戻すことで1ドローする効果。

 

といった感じのモンスターです。

 

なぜ注目されているのか?

今回は、無限起動というテーマの登場で注目されることとなりました。

メインデッキの無限起動上級モンスターは機械族・地属性モンスターをリリースして特殊召喚できる。

これによって機械族・地属性全体にスポットライトがあったった形ですね。

そんな中で種族・属性が一致していて尚且つ、おろかな埋葬として機能する。

そんな《スクラップ・リサイクラー》が注目されるのは当然でした。

 

どんな使い方をするのか

まず、この《スクラップ・リサイクラー》1枚からリンク2モンスターが出せます。

 

自身の効果で水晶機構ローズニクスや幻獣気オライオンを墓地に落とせば、トークン1体を生成できます。

f:id:uma-rise:20190303170347p:plain
f:id:uma-rise:20190303170550p:plain

このトークンと《スクラップ・リサイクラー》でリンク召喚するわけです。

 

ここでこの動きの強みが出てきます。

なんとリンク召喚先が3つ選択肢に挙がってきます。

 

・1つ目

「プラチナ・ガジェット」の画像検索結果

《プラチナ・ガジェット》

 

 リンク先に手札の星4機械族を展開する効果を持っています。

戦闘か効果での破壊に対して、ガジェットを呼ぶ効果も持っています。

機械族・地属性・星4の3色ガジェットとの組み合わせは、無限起動の選択肢の1つになりそうです。

ただし、このカード自身は召喚ターンにはリンク素材にできず、属性も光なので、無限起動のリリースには使えません。

状況によっては別のリンクモンスターが優先されるかもしれません。

 

・2つ目

「アンカー・ナックル」の画像検索結果

《機関重連アンガー・ナックル》

 

自分か相手のメインフェイズに、手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って、機械族・星10モンスターを効果無効で蘇生する豪快な効果を持っています。

このカードを採用するなら、バレットライナーのような機械族・地属性・星10の多い列車カードも組み合わせて採用したいですね。

「バレットライナー」の画像検索結果

また、自身が墓地に存在する時、手札・フィールドのカード1枚をコストに自己蘇生を行えます。

この効果を利用すれば、繰り返し無限起動エクシーズモンスターの蘇生コストになれます。

実質的に手札1枚で無限起動エクシーズを蘇生できることになるというわけですね。

 

f:id:uma-rise:20190303172702p:plain
f:id:uma-rise:20190303172732p:plain
f:id:uma-rise:20190303172750p:plain


・3つ目

「スクラップワイバーン」の画像検索結果

《スクラップ・ワイバーン

 

素材は、スクラップモンスターを含む2体。

そう、スクラップ・リサイクラーなのです。

よって条件は満たしているのでリンク召喚先として選択肢に挙がってきました。

①の効果は墓地のスクラップモンスターを蘇生後に自分フィールドのカードを1枚破壊するもの。

②の効果はフィールドのスクラップモンスターが効果破壊された場合に、デッキのスクラップモンスターをリクルートした後、フィールド上のカードを破壊する効果。

このモンスター、自身で効果が完結していて、かなり使いやすいです。

②の性質上デッキにスクラップモンスターが居るのが好ましいのですが、《スクラップ・リサイクラー》もリクルートできるので、複数の《スクラップ・リサイクラー》を採用しているだけで問題なく使用できます。

一応ですがスクラップ・ゴーレムをリクルートすればゴーレムでリサイクラーを蘇生して1枚アドバンテージを稼いだりできます。

「スクラップ・ゴーレム」の画像検索結果

スクラップと無限起動の混合デッキも面白そうですね。

 

 

ここまで、《スクラップ・リサイクラー》の1つ目の効果のメリットばかりを書いてきましたが、2つ目のプチ貪欲な壺ともいえる効果も使えないわけではありません。

無限起動だけでも機械族・地属性・星4のロックアンカーが存在します。

「無限起動 ロックアンカー」の画像検索結果

 

他にも、プラチナ・ガジェットとセットで採用できるレッド・ガジェット、グリーン・ガジェット、イエロー・ガジェット。

同じく機械族・地属性・星4であり、この3体が相互にサーチしあう効果があります。

この効果はデッキに戻す効果と相性が良く、格1枚ずつの採用でも繰り返し手札を補充しやすくなっています。

f:id:uma-rise:20190303174948p:plain
f:id:uma-rise:20190303175001p:plain
f:id:uma-rise:20190303175020p:plain

手札消費の荒い傾向がある無限起動だとかなり役立つかもしれませんね。

 

とうわけで、紹介は以上です。

 

私個人の印象になりますが、ワイバーンは展開用で序盤から使っていけて除去もしてくれる最も使いやすいカード。

アンガー・ナックルは無限起動エクシーズを使った後に輝いてくる効果ですね。

ただ列車との組み合わせだとランク10を狙うのにも役立ちそう。

プラチナ・ガジェットはガジェットを組み合わせる場合にかなり強力に場を繋いでくれる展開札となりそうですね。